朝風呂へ交替で向かう。6時ごろいったところ、内湯の熱いほうはお湯が満たされていたがぬるい方はまだ全然。併設の露天も見てみると腰の高さにもなっていない。え、4時からじゃなかったっけ。小さい子供が「お母さんこれ足湯?足湯?」と聞いている。これは何かあったんではないか…。
熱い湯しかないので子供は入れずちょっとかわいそうだった。昨日私は存分に楽しんだからいいけど…。だんさんに聞いてみると男湯は普通に入れる量だったというので、掃除のとき何かあったか…。残念。
朝食はレストランでビュッフェ。玉子をその場で焼いてもらって、ご飯の御伴もたくさんに。
食後宿の遊歩道を歩いているうちに天気が怪しくなってくる。ううーん。
100年を迎えた名物宿。無色透明のなめらかなお湯だった。9時半ごろまで部屋でのんびりし、無事スタンプももらって出発。
雨の中支笏湖へ向かう。湖の中が見える水中観光船があるので行ってみると次は10時40分とのこと。整理券をもらって小さな神社にお参りしたり、ビジターセンターでトイレを借りたりしているうちに時間になり、また乗り場に戻ってチケットを買う。人がいないように思えたが意外と人気で次の船の整理券配布も終わっていた。じゃらんで見つけた割引クーポンがあったのでありがたく使う。
船着き場周辺はけっこう魚がいる。
そのうちぐっと湖が深くなるとうすい水色から青い色に変わって、魚に混じって石群が見えてくる。
噴火によって崩れた石で、湖の底に沈んだ柱状節理を船から見ることができる。柱状節理は我が家のテーマでもあって、層雲峡はもちろん、東尋坊、大歩危小歩危など柱状節理と聞くと見に行ってしまうのだった。
水中にあるので遺跡のように思えるがすべて自然のなせる業なのであった。しばし呆然と見入る。
ビジターセンターで改めてお勉強。
くまのはく製が人気者だった。柱状節理の説明から、くまの敷物まで…。
雨がまた強くなってきた。残念。
千歳市ぐるぐる。
今日は洞爺湖に向かう。途中、13時過ぎにさすがに何か食べておこうとなったが国道沿いになんにもない。やっと何かでてきたと思ったら道の駅フォーレスト276ときのこ王国だった。きのこ王国の看板は仁木町でも見かけていてきのこ汁100円!と書いてあるのが印象的で覚えていた。
とりあえず道の駅でトイレを借りる。やたらと広いログハウス。だが中は、やっているのかやっていないのか少々うらびれた感じである。が、トイレは大理石だしきれいにしているし、ホテルのようなパウダールームまであってどうしちゃったの…という感じ。
レストランはあったので味噌ラーメンを食べる。ここでは店内に大きな窯があってピザも焼いていたがピザは黒松内で満足しているのでラーメンを。普通においしかった。
外の階段が崩れていて危ないからこれ直した方がいいよね。
で、気になるきのこ王国にも立ち寄ってみた。お土産も生鮮品も道の駅をはるかにしのぐ品数と元気の良さ。お昼もここで食べる人が多いようだ。やたらと人がいる!
きのこ汁100円…を念のため買って食べてみる。確かにきのこだらけ。プレミアムきのこ汁というのもあったが、100円でも相当な種類のきのこが食べられる。
途中、どうぞご自由にお撮りくださいと書いてあるひまわり畑に出た。撮影。しかし気候のせいで迷うのかひまわりの方向がわりとバラバラ。
15時半ごろ今夜の宿、乃の風に到着。このころには雨もあがって、どんより洞爺湖が見える。2年前にも泊まったところで、大きなホテルだがいろいろ行き届いていて気に入ってまた来たのであった。部屋から湖一望なのだが、あいにくの曇天。
喫煙所や売店などをうろうろし、もらった引換券でカフェのケーキをもらってにやにやする。
大きな大浴場に大きな展望風呂に、長々と楽しんで部屋で休憩。やっぱり雨はぱらぱらと。温泉があるから天気は気にしない。
夕食はビュッフェ。好きな時間に行けるが、7時過ぎに行ってみると待たずに入れた。時間帯によってはけっこう並ぶらしい。
ここは吹き抜けになっていて大きな窓から洞爺湖が目の前に広がり、ビュッフェ台には小鉢に盛られた魅力的な冷菜と、和食、洋食、中華の調理ブースがあって取りやすく頼みやすく楽しいレストラン。つい取りすぎるのがアレなんだけども。お勧めメニューが書かれていて、それを探してふらふらする。
中華のところで蝦夷シカハンバーガーを作ってもらうと、花巻のような白い饅頭にハンバーグとおいしそうなソースを数種類入れ込み、さらにバジルソースをお皿に置いてくれた。うまい。なんだこれ。うまい。鹿肉もうまいがソースがうまい。
さらに盛んにラーメン作りますよーラーメンーと言っている。今日のステーキの十勝彩美牛を食べたあと行ってみるとこれが味噌ラーメン。でも昼のものとは絶対味が違うぞと頼んでみたら、トッピングの伊達鶏のそぼろが絶品。お勧めと言うだけある。
ケーキがあるのでデザートはプリンとフルーツ。だんさんは生ハムメロンを3回取りにいった。確かにおいしかった。
ソフトドリンクのバーがビュッフェについていて、紙コップもあったのでコーヒーを入れて部屋に戻る。満腹なのにケーキを食べながらにやにやしていると洞爺湖名物ロングラン花火が始まり、部屋を暗くして花火を満喫する。
観光船に乗ると花火の位置に合わせて動いてくれるのだが、7回の部屋では視線の高さに花火があって全体がよく見えて迫力。ホテルの前で打ち上げたときなどはガラスが震えるほどの迫力で、しかも飽きるほど長くないのでほどよく楽しめてこれはまた観たいなあと思うのであった。
だんさんは早々に沈没、私はごろごろした後おもむろにお風呂へ。鍵が2本あるので気楽に行動できてうれしい。鍵は大浴場の貴重品ロッカーに入れておけばOK。ここは日帰り湯はやっていないので殿時間帯に行ってもそれほどの混雑にならず、のんびりできるのだった。
満腹ー。おやすみなさい。
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