2017年奥塩原温泉2日目

当然、朝風呂からスタート。今日はまあまあの天気のようだ。雨はやんでいる。

朝食も部屋だしなので電話してから持ってきてくれる。夕べの大騒ぎについてのお詫びもあったが夜にフロントに電話した時とは違う説明の感じ。まあいいけど。


温泉で蒸した温泉卵やらお豆腐やら、どれもとてもおいしい。おいしいのだ。朝食はこの出し方でいい。しかしお盆がとても大きくて大変そう。

調理場とお運びで調整会議を開催するよう言いたくなる宿だった。でも、秘湯といいながらも安心して泊まれる清潔さ。掃除はちゃんとしているし、古さはあるが全く問題ないのであとはソフト面を、という結論に。ぎょっとするほどお湯にしか注力できない旅館もある中、いい線いってるのでがんばってほしい。


ぎりぎりまでお風呂に入ってチェックアウト。このときもお詫びがあったが少し説明が異なっていて、夕べはいろいろ複合的に事件があったんだと思うことにした。

ロビーには狸の神社が。

那須どうぶつ王国に行くというと割引券をくれた。スマホでも見せる割引券があるようだが、ありがたくいただく。小さな宿では言うと割引券が出てくるところもあるので、「その辺を適当に」というだんさんを遮って「ほにゃららに行ってみようと思っているのですが」ということにしている。もう観光が終わっちゃってるときもあるけども。


どうぶつ王国に着くと11時過ぎ。那須…王国…。なるほど。なすが王冠をいただいておる。

猫がショーをやっていると聞いていたのでやってきた!

入り口でザ・キャッツの時間を見ると、おお、数分後に開演ではないか。お姉さんに場所を聞く。聞くだけ聞いてお礼をろくにいわず「あっちね」といって去る人が多いなーと案内業務をするようになってから思うことが多いので、急いでいてもしっかり顔を見てありがとうを言うことにしている。これから人手不足になるのだから、サービス業の人のやりがいを搾取しないようにしないといけないと強く思うのであった。どうぶつ王国のお姉さんは満面の笑みで右奥のアニマルスタジアムです!と教えてくれたのだった。小走りで向かう。

好きな時に寝たいだけ寝ている猫をショーの時間に合わせて起きているようにするだけでもすごいというのに、人の指示にしたがって玉乗りしたり、床の穴からにょろんと登場したり、タイミングよく退場したり(しかも振り返って指示を確認する確実な仕事をする)、お客様の膝の上を歩いたり、これがまあたいした猫のショーなのである。そして猫も走ると相当なスピードが出ることが分かった。野良猫を追いかけても逃げられるのも納得。

おやつが手の中にあるのだが、ちゃんと人の顔を見て行動してる。

最後は高い所にある綱を渡ってお見送りもしてくれて(これは渡り切ったところにあるおやつが目当てのようだったけど)猫がこんなに働くなんて…と軽いカルチャーショックを受けた。


カピパラをちらっと眺めて、アルパカがいる丘のほうへ連れて行ってくれるバスに乗る。

高低差がかなりあるのでバスに絶対乗るべき。しかし一方でワンコ連れで歩いていい道も相当あるので愛犬散歩をしている人もいた。猫のバスがやってきて、随時「にゃーん」と鳴く。ワンコのバスもある。

お昼になりつつあったので、それほど混雑は感じないが並ぶようになる前に屋外カフェの牧歌でチキンカレー、アルパカレーを食べる。

レストランのすぐそばにおうまさん。ここにもアルパカがいる。

赤ちゃんも生まれたので小さい可愛いのがいっぱいいた。

ちょうどお昼過ぎ、動物たちも休憩に向かう。

カンガルーエリアはすぐそばにカンガルーがいる。怒らせると蹴られそう。

クローバー上で、カンガルーらしからぬ寝相でお昼寝中。ヒトみたい。

そのうち、イベント広場でバードショーがあるというアナウンスを聞いて行ってみる。猛禽類がばっさばっさと飛んでくれる。

ハリスホークがカメラめがけて飛んできた時は本当に恐ろしかった。フクロウは羽音がしないので背後から登場したときは腰が抜けそうになったのであった。

終了後は記念撮影もあり。次はここでワンコが羊を追い込むショーを見てみたい。

アルパカやトナカイ、だらけているカンガルーを見てまたバスに乗って下の方に降りる。

ペンギンやフラミンゴもいっぱいいる。

おやつをもらいながらごろんと回る芸を練習中のアザラシ。

何回か練習したら終わり。お兄さんを名残惜しそうにプールから見送る表情がかわいかった。「次は夜」と言われていたのでそれまで我慢だ。

保全の森やレッサーハウスではみなさんのんびりお過ごしになられていた。


うさぎもいて子供に人気。雨が降って来たので小屋に続々入って行った。

わんにゃんリビングにはさっきショーで華麗な演技をみせてくれにゃんこが休憩中。

動物を堪能した。

高速が混んでくる前に撤退。気温が上がってきて那須塩原SAでソフトクリーム休憩。いちごとコーヒー。

こういう季節になったなあ。


20時まで車は借りていたが18時半ごろ都内に戻ってこれた。


そういや佐野でマドロスというところの焼きそばソースを買ったので焼きそばをやらねばならない。ご主人がただ一人で作っているというこだわりのソース。栃木もまだまだ知らないことがいっぱい…と思った1泊旅行だった。





ニッポンの旅

とにかく国内しか旅行しない主義。 城と温泉があればふらふらと、テリアのぬいぐるみを連れて出かけます。 以前の記録はこちら。 http://88782276.at.webry.info/