6時起床!朝風呂。誰にもあわない、つねに貸しきりの大浴場。
8時半に朝食。また食事処へ。玄関を出たら朝もやだった。
足湯は少し温度が高め。朝にはちょうどいい。足湯から風景を楽しむ。
またお風呂に入って、10時にチェックアウト。車を出してすぐに猫に会う。この旅行猫出現率高い。
湯けむりがいいねえ~
今日の宿はまた湯布院なので近場で遊ぶこととして、別府へ。別府湾サービスエリアによる。おしゃれなSAにはレストランもあった。
なかなかの眺めが広がる。
大分県全域の地図があったので行ったところをパシャパシャ撮ってみる。広いなあ。やっぱり1県10日間くらいかけてじっくり巡りたいものだ。きっと知らないいいところがあるんだ…。
温泉の湯気をみんなで吸っていた。あとでやろう!
お湯は茶褐色でひょうたん型の湯船があった。太閤さんが好きな人が作ったらしい。
いろんな湯船があってあれこれ入って、お湯を楽しむ。
ここでお昼。食事処で、野菜蒸し、温泉豆腐、ぎょろすけ、温泉プリンでかるい昼食。
温泉で蒸した野菜。温泉成分を食べている気分に。
ぎょろすけ。魚のすり身を揚げたもの。ここでも揚げ技術がさく裂。さっくりふわふわ。
熱すぎる源泉を覚ますため、特産の竹を使った冷却装置が開発されたのだそうだ。
もちろん温泉でゆでた玉子も。そして温泉吸入も存分に体験。
次は、引き続き保養ランドで泥湯。
直接地獄に入っています、という言葉はこの後も何度も掲示されており、そのたびに緊張するのであった。緊張していないとすべってしまうくらいの泥なので、この緊張感を保たせる注意が必要なのだと分かった。
浴場が建物の奥の方だが、そちらにはコインロッカーはないので貴重品は全部ロビーのロッカーに入れて移動。受付でそう聞いたのでしまっていったが、脱衣所には籠しかなく、「ロッカーってないんですかね」と聞かれてびっくり。いやあの戻って…と説明したら、さすがに彼女は戻って行った。
コロイド湯が汚れを落とすのだそうで、石鹸は使ってはいけない。かけ湯をして湯船につかり、泥湯へ移動。柵につかまって入るしかなく、どういう構造になってるのか、よくわからなかったがとにかく泥がついたのでシャワーで落とし、コロイド湯に入ってあがったのであった。緊張で疲れ露天にはでなかった。
泥湯というと泥パックをしたくなるが、泥パック(顔に泥をつける)は禁止と書いてあった。
さて湯布院に戻ろう。今夜あたりから天気が崩れるらしい。
宿に車と荷物を置いて、金鱗湖を散策。
10年ぶりくらいかなあ。町の謎化がますます進んでいる。なぜかここで猫カフェ…。
でも外にも自由猫が闊歩していた。
そしてあまりにも町に人が多すぎて、旅館の中のあの静けさとかけなれていて、早々に戻ったのであった。
なんと今夜は一度は泊まりたかった亀の井別荘なのである。
チェックインのときのお茶とお菓子。ゆず練りは亀の井の名物だそう。しかし割と柔らかく、これを黒文字でいただくには技術が必要だと思った。スプーン欲しい…。
柚子じゃない時期はこれまた名物巳次郎柿というお菓子が出てくるとか。あとで売店見てみよう。
離れの部屋ではなくフロントのある母屋の二階。ロビーから廊下の本棚まで、本物感漂う。
和洋室で思っていたよりもずっと広くって不足なし。
お部屋に温泉もついてるし!ベッドと畳両方楽しめるし!
大きな窓からは離れの屋根と、紅葉が。
クローゼットはベットの方にあったので、この扉何…?とあけたらミニキッチンがあって仰天した。
そういえば預けた荷物にタグがついていた。最近こういうのつけるところ少なくなっているような気がして懐かしかった。ほんの5,6年前までちょっとでも預けるとチェックインの手続きしてる間にもちゃっと宿の名前のタグがつけられていたような…。
広い敷地を探検してみよう。階段を降りていくとりっぱな箪笥があり、そこが下駄箱。部屋からはいてきたスリッパや靴をここでステキな下駄に履き替えて出かける。つまり部屋は畳以外は土足OKのつくりになっている。
離れの部屋の間を歩いていく。
赤と青の暖簾がでてきて、これが大浴場。
途中に談話室が。ステキ暖炉もあって、フリーの飲み物を飲んでのんびり。夜はレコード鑑賞会もある。
外から見てもよい風情。
お部屋に戻ってどんぶらこ。ぶれちゃった。
夕食を遅めにしたので、夕食前にまたてくてく歩いて大浴場にいったら誰もいなくて広いお風呂堪能。
夕食は同じ建物の1階。下に降りればOK。
さすが椎茸王国、椎茸の春巻きがぱりっとして中ジューシーで印象に残る。
甘鯛揚げも、さすがの揚げ技術。
カニ真丈のお椀があまりにもきれいだったので接写。雅な楽器が描いてあった。
お肉の上にはお肉より主役級のゴボウ。湯布院の限られた地域にしかないゴボウだそうで、この太さなのにとても柔らか。お肉はもちろん満足の味。
ご飯か蕎麦が選べるというので私は蕎麦に。ここにも茸登場。
デザートはあっさりコンポート。
昼間はカフェの天井桟敷、夜はバー山猫に。いい雰囲気。でもなぜか一人スタッフでやってるので大変そうだった。いつもこうなんで、と慣れている感じだったが奥に団体のおじさんたちが機嫌よくやっててこれのオーダーも大変そうだった。
だんさんは部屋に戻ってばったり寝ていた。私は部屋のお風呂に入ってあったまってから快適ベッドでおやすみなさい。お食事の生ビールのグラスがあまりにお上品サイズだったことに名旅館を感じた夕食だった(もちろんおいしかったです)
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