2016年春日山城と白馬1日目

2016年9月17日~19日。

7時20分東京駅発。かがやきは満席。金沢までつながってから週末はやたらと混んでる。駅弁を買って乗る。

9時に長野駅。駅前でレンタカーを借りる。

長野駅善光寺口、この前七味温泉に来たときはすぐ長野電鉄に乗り換えたのでまじまじと見なかったが駅舎が立派になって、さらに六文銭が前面に。

まず善光寺前にいってすや亀で味噌をかう。こがねのこし1キロ。我が家の味噌汁の救世主。


高速に乗り新潟県へ向かう。

高田公園で高田城。これが我が家の100個めのお城訪問。

土塁が見事。櫓を復元したくなる気持ちも分かる。

この橋も復元だけどなかなかの風情。鯉がいっぱい。

高田駅近くの商店街にある、軍ちゃん寿司で早めにお昼。ちらし、丼など。魚醤を試食させてもらいまんまと買う。魚うまーい!さすがニーガタ!

魚の種類を書いたメモを置いて行ってくれます。すごい気配り。

春日山のほうへ移動。ものがたり館へ行って、少々謙信公についてお勉強。

春日山の広さに愕然とする。最短コースで天守跡に向かうことにする。

広場に再現された空堀。なんだかほら貝が聞こえてきそう。

車で春日山城址へ。車で一番近い春日山神社わきの駐車場にとめる。謙信公の銅像の前が駐車場で10台ほど。少し待って車を止めたが、これ以降は下の方にとめるように言われていた。けっこうな坂道だったのでぎりぎり近くまで車で行きたかったのでよかった…。

最初に春日山神社に参拝。と思ったら、カエルがたくさん…。

参拝!!


毘の旗が堂々と!そして揮毫は東郷平八郎。東郷さん、書きまくったんですね。

思ったよりこじんまりとした社殿だった。奉納されているお酒はもちろん春日山!

やたらと動物ベンチがあるのだった。

さて、歩き始める。案内板が充実で親切。
空堀が恐ろしい!普通の道に見えるようになっていて進んでいくと、知らず知らずのうちに空堀の底にいるという仕掛け。草に覆われているがかなりの深さ。普段は橋をかけていていざというときは橋を壊すのだそうだ。

うっそうとしているけど平らなところは御屋敷だったのだなあ。

この現在地の分かる地図も随所にあって、とってもいい。

直江屋敷あとでバーベキューらしき煙が。なんかやいて食べてる人がいた、、いいのか?

毘沙門堂に意外と早くついた。あの屋根のあるあたりから歩いてきたんだなあ。

思ったより小さかった毘沙門堂。しょっちゅうここにこもってたイメージ、謙信。

本丸跡に到着。意外や意外、30分かからずについた。曇ってはいるが眺めがよい。

あれ、二の丸御殿の礎石かな?



本丸跡。かなり上がって来たぞ。

でっかい井戸のあとも。この柵の中が巨大井戸。

ここに謙信公がいたんだあ~。

途中、二の丸から三の丸にかけて崩れた斜面をみる。7月の大雨で崩れたそうだ。

きた道を戻る。二の丸が通れないので同じ道を戻ることになる。これ修復できるのかいな…。

ともかく雨の降らないうちに登って降りてこれてよかった。


山を降りたあと、謙信のお墓のある林泉寺に行く。

この謙信、各所で見た。

なんかこれ映画やドラマで使えそうな…。

惣門。謙信公が春日山城から移築したのだそうだ。えっ築何年だ。すごいな。

山門。大正時代に再建。

謙信公揮毫の大きい額。これは写しだけど本物が保管されている。写しっていったって筆跡そのものを使ってるので、謙信の字ってこういうのなんだねと激写。

門をくぐるとき上を見上げると迫力ある龍が。

本堂は平成に新築しててキレイ。

いいトコだ。

正しい使い方は、棒を通すのだ。


宝物館で大額の本物をみる。米沢の上杉神社で見た甲冑、こちらは写真がおいてあった。そしてGACKTさんの謙信公祭りの写真が山のように置いてあって見放題。

その後、お墓へ行ってみることにした。入り口付近にあった石像、なんともいい風情。

テレビで何度もみたお墓が!意外と小さいと聞いていたが、確かに。武勲にあやかりたい。あやかってどうするかは決めていないが、なんだか勇気がもらえそうな気がする。

さて汗を流そう。

門前の湯に行く。ここ、銭湯料金で温泉!しかもきれい!お湯が嬉野みたいな感じで肌がすべすべになる。

さて、高速で糸魚川まで移動、そのあと国道を延々と。小雨がときおり降ってくる。

ナビに従ったらトンネルだらけの道を延々と行くことになってしまった。道も古い感じ。他の道あったのかもしれないが分からないが若干緊張のドライブ。雨がひどくなくてよかった。

途中白馬近くで道の駅によってリンゴを買う。


シェラリゾート白馬にチェックイン。ここはとてもお気に入りなのだ。温泉もあるのだ。

チェックインの時話をしていたらどうやら旧道を通ったらしい。新しい道はナビに入っていなかったようだ…やっぱ地図をみなきゃだめだといつもの反省をする。


ロビーにフリードリンクがふんだんにある。ポップコーン機が以前と変わらずにあった。夕食が遅めなので、食べる。

陽が落ちて雨が本格的になってきた。残念ながら今回はウッドデッキやハンモックを楽しめそうにない。コーヒーやお茶を飲みながらざあざあ降る雨を眺める。まあこれも優雅でよし。

お風呂の入り口は明るいうちに撮った。大浴場は古民家の湯という。このほかに無料の貸切風呂が4つある。古民家を移築してそこをお風呂にして、数年前に立派な露天風呂もできた。広々してとても使いやすいお風呂で、蔵王国際ホテルの八右衛門の湯に続いて好きなお風呂なのである。

ホッケーはなんとスタッフの手作り。やってみるとなかなか爽快。

湯上りにはコーヒー牛乳。地元の松田乳業のもの。

富より健康、というキャッチがしみる。それほど甘くないので大人もみんなごくごく飲む。

さて、夕食!フレンチ。19:45スタート。到着が遅かったので早い時間は満席だったが遅くてもよし。ちなみに連泊だと初日に次の日の夕食時間まで決めねばならないので予定をよく考えておく必要がある。

はい、カンパーイ。おつかれ~。


前菜は野菜とズワイガニのテリーヌだった。パプリカやオクラがダメなだんさんは生ハムサラダに変更されていた。事前に言っておくとちゃんと対応してくれるのであった。

ばくばく平らげる。この焼きたてパン、香りがよくてどんどん食べてしまうではないか。

スープはダブルコンソメ。下にもう一段コンソメのジュレがあって、フォアグラのフランが浮かんでる。二層のコンソメ、雲仙でやたら食べたなあ…。おいしいよね。

魚は舌平目のムニエル。ごぼうがふわふわ。


お肉は信州産の豚。じっくりローストしているとのことでとぉても柔らかくてジューシー。酸味の利いた粒マスタードソースをどっぷりつけて食べると、にやにやしてしまうのだった。

特製デザートは日替わり。この日はベリーのムース。上にのってるのは食べられるほおずき。ベリーソースを舐めるようにして終了。料理長厳選のオリジナルブレンドオーガニックコーヒーか、スウェーデン王室御用達の紅茶が選べる。紅茶にしてみたらすごく爽やかであった。ティーセンターオブストックホルムかなあ。なんで名前出さないんだろう。ノーベル賞ディナーで出される紅茶もこれだと聞いたことがあるゾ。

食後またラウンジに行って私はコーヒー、だんさんは白ワイン。フリーの白ワインがとてもおいしかったそうだ。そうですかあ。

雨はますますひどくなるばかり。翌日も雨の予報なのでちょっとだけ出かけてあとはホテルで過ごすことにする。


そういえば2杯目は赤ワイン。そして部屋でも飲んでた。

ニッポンの旅

とにかく国内しか旅行しない主義。 城と温泉があればふらふらと、テリアのぬいぐるみを連れて出かけます。 以前の記録はこちら。 http://88782276.at.webry.info/