2016年9月3日~4日。
5時のバスで羽田へ。九州行ったときより早い。またバスタ新宿に来ている。しかも始発がまだだったからタクシーで乗り付けてしまった。今回も30分かからず到着。
羽田で朝食。ヨネスケ弁当、モンドセレクション銀賞。金賞ではない。銀賞と言われると銀賞の味のような気がする。
タダで飛行機に乗る。へへへ。
米子鬼太郎空港では目玉おやじが手荷物になってた。レーンが動き出すとバックします。
外では鬼太郎がお出迎え。ここから松江駅に出るバスに乗る。45分くらい。
松江駅からちょっと歩いて、トヨタでレンタカー借りて出発。
この狛犬は相当古そう。阿吽の吽のほうが、口をむぅ!ってやってるのがおもしろい。
おおむね参拝者は女子または娘を連れた家族連れ。男子グループは皆無。
杉と松のコラボ。
拝殿エリアから抜けて森を通って行くと鏡の池に出る。
ここに来る前に拝殿のところにあった社務所で縁結び占いの用紙を購入してから来るのが正しい。
紙を水に浮かべ、紙の上にコインを置き、すぐ沈めば良縁は近くに、時間がかかればちょっとまだ遠いかもね、みたいなことらしい。確かにすぐみにょーん、と沈むのといつまでもじっとしてるのと…。ある…。
そして池はとても深く落とし物をすると拾えない。
流れがほとんどないので、柵が水面に映りこんでいる。自分ではやらないので人様のおみくじの様子をじいっと観察するのであった。
ほほう、こういうものか、と森を出たらこんな看板が。そーなんですか!
では城取りへ。月山富田城へ。
ええー、なんかほっそい道が上の方に続いてくねくね折れ曲がってる…。あれが本丸に続く七曲りか。無理。無理っす。尼子氏、すごい。すごいよ。
これを見た後ちょっと車で移動し、安来市立歴史資料館へ。資料館の脇からも登り口があり、山中鹿介の銅像があるという。そこまでは行ってみようか、と資料館を見た後歩いてみた。
かなり大変な登山になるそうなのでその上まで登る気はない。月山全体が城で恐ろしく広い。
いました、我に七難八苦を与えたまえ、と月に祈っちゃった人が。そんなことやめておけばいいのに。
城下町は今は広瀬町というのだが、あちこちに「山中鹿介を大河ドラマに!」の幟があった。え、鹿介も大河ドラマ出てるじゃん、と話したのだがそうではなく主役にということらしい。でも1年間けっこう辛いことになりそうな気がする。年末スペシャル12時間ドラマくらいで勘弁してもらえないだろうか。だめか。年末に辛すぎる人生だ。やはり年末は忠臣蔵でお願いします。
最後にまたあの七曲りをおがんで、城をあとにした。と、とりあえず、城を取ったことにする。のちに城を松江に移したというのも納得した。こんなとこ無理。
足立美術館へ向かう。ちょうどお昼。美術館の中にもレストランがあってお庭を見ながら食べられるカレーがおいしいらしい。しかし駐車場にできたばかりの鮨屋があることをチェックしていた。松江、境港のお魚を出してくれるそうだ。食べちゃえ。そうだ特上を食べちゃえ。やっちまえ。
わりとしっかりシャリに塩味がついてて、大き目。お魚はどれもおいしいね~の感想しか出ない。おいしかったんですよ。周辺食べるところがあまり見かけなかったので貴重なランチ処になるであろう。
さて!ミシュランの星をとったというお庭のある美術館。エントランスからしてこの見事な松。
13年連続、ってところ毎年張り替えるのかな…。
そしてこの銅像。「将軍の孫」っていうんだけどこれ見たことある、どっかで。と思ったら去年母と行った大阪の大同生命だった。いろんなとこにあるからいつも「どっかで見たよね」って思うんだった。
こちらが足立さんです。お庭を案内しているの図。
そうそうこれを見たかったんだ。
ちょっと曇ってしまったけど、どこをどう見ても見事。でも一番いいアングルで観れるのは多分喫茶に入ってコーヒー頼んで、窓側に座ることだ。
外は立ち入り禁止なので、窓越しにこれを撮影するわけだがガラスは綺麗に掃除されているので照明の映り込みさえ気を付ければ、まるで外にいるかのような写真が撮れるのであった。
お庭は撮影OK、展示物はNG。
広大な敷地をうろうろする。建物の窓を切り取ると、まあ、自然の掛け軸ですよ、ということで。
灯篭の3D獅子がすごかったので、思わず撮影。
お茶室がふたつある。我々はこの「自然の双幅の掛け軸」が見られるお茶室にした。た、確かに双幅…!
お茶碗は島根県内のありとあらゆる窯のものを出してくれる。人によって出される器は違うのだが、これはおねーさんのチョイスによるものだろうか…。
だんさんのお茶碗はこちら。
この金の釜で沸かしたお湯でお茶をたてる。長寿になるそうです。きんぴか。
ここ雪の日に来てもばっちりだろうなあ。
大観や魯山人などけっこうなものをたくさん眺めるが、圧巻はとにかくお庭だ。そして2時間近く費やしたが、できれば朝から行ってお昼を中で食べて夕方まで居て、陽の具合で変わる庭をまた観たい。
美術館の外のお土産ものやさんが充実しているので宍道湖のしじみパックなんかを買う。
圧倒されたところで、米子城へ。
山頂まで約15分というところに駐車場があって、確かに登れそうなのだが確実に山道。疲れている所に草むらをかきわけて登山する元気がなかったので、ちょっとだけ散策して撤退。本当に蒸し暑くてですね…。
松江へ向かう方向なのだが、境港へちょこっと立ち寄り。となると、水木ロードの看板が目に入り寄ってみよ、ということに。
「メロディロード」を車で通るとゲゲゲの鬼太郎のテーマが聞こえてくる。一定速度で走って下さい。
水木ロードの近く、よくわかんなかったから1日500円のコインパーキングに車を入れて歩く。
いきなりありがたいお言葉が。
まさに妖怪ロード。おもしろくてちょこっと寄るどころではなく歩き回ってしまう。
道の両側に、妖怪オールスター銅像。
この家鳴りっていうのいたなあ!覚えてる。
ぬりかべを立体で見るおもしろさよ。疲れてるのにいちいち見てしまう。
足元も徹底してる。見つける度に撮ったけど実はもっと種類があるような気がする。
ポストに銀行も。暗証番号聞く妖怪がいるんだな。
電柱から看板まで妖怪が働く。
お客様をねずみ男の銅像までご案内する、ねずみ男。
電話ボックスも徹底している。
水木さんの記念館の前にいったら赤ちゃんの鬼太郎と目玉おやじが。おやじ、なにやら熱心に指導中。
妖怪神社の前ではお風呂に入る目玉おやじ。水でしたが。目玉がぐるぐる回るのである。
ちょっと座って落ち着いて涼しい所で休憩したい。ベンチはいたるところにあるが喫茶店のようなところが見当たらない。イートインのできるかわいいパンやさんがあったのでそこへ吸い込まれコーヒーフロート、青いクリームソーダで休憩。ふうう。
タクシー会社も目玉だらけ。
最後に広場の妖怪モニュメントを撮影。
コインを3枚この泉に投げるとなまけて暮らせるというので、3枚。お願いします。
では、鳥取県から島根県に戻ろう。
米子と松江をつなぐ江島大橋という橋は「ベタ踏み坂」と言われる坂で、車のCMで有名になった。なかなかその角度が分かるように撮影ができないのだが…。一瞬、空にのぼっていくんじゃないかと思うような角度でおもしろい。坂の手前は鳥取、渡り終わると島根だった。
橋の周りをうろうろして角度の分かる位置を模索。そんな中、にゃんこに遭遇。置物のように動かない。
こんな感じに、ぐにーっと角度がついてるのだ。
海がとっても道に近い!中海の夕陽を見ながら松江市内へ戻る。
車を返すまでにまだ時間があったので、松江城をぐるり。武家屋敷の方は楽しそうだが明日は観ている時間がないかもしれないので車窓から。この辺に入るのはまた次の宿題として、明日はお堀巡りと登城をメインにすることに。
レンタカー屋に車を返すと、松江駅まで送迎してくれるという。ありがたや。道中レンタカー屋の女子とのどかに会話。お城のそばの月ヶ瀬ってところのお饅頭をお勧めされる。
宿は宍道湖温泉のほうにある松江シティホテル本館。歩くとけっこうかかりそうなのでタクシーで。
ユニットバスなんだけど宍道湖温泉が出てくるという。安さ優先で取ったので温泉がついてくるだけでもいいや、ということで。でも温泉ってそれなりの広さがあって楽しめるものだと分かりました。お湯は柔らかくて確かに温泉であった。
汗を流したら近所にご飯を食べにいこう。ホテルでお勧め食事処地図(かなりいっぱいのってる)をもらったのでそれを見ながらちょっと歩いてみるが、ホテルに近いところでなんとなくよさそう、と思った「想ひ出」という小料理屋に入ってみる。ホテルでもらったグルメ券を出すと最初のドリンクが無料に。
まあまあお疲れさま。たこぶつで乾杯。突き出しがおいしかったしお店の手入れがよくされていたのでこれはアタリだ。
なめろうを頼んだらぶつぎりなめろうだった。こういうのもあるのか。
思わず頼んだ焼きさんま。内臓までしっかり食べてしまう。おいしい。初もの。
あさりの酒蒸し。あっ二杯目…。
次、焼酎!大山鶏と湯豆腐。鶏の出汁がしっかりしみて、おいしい…出汁をひたすらすすり続けたのであった。
松江おでん、というのがあるそうだ。特徴を知らないで行ったのだが、お店ごとにいろいろ個性があるらしい。薄揚げがとてもおいしそうだったので食べたくなった。他に牛スジ、はんぺん、大根を頼んでみる。からしのほかに自家製みそだれが付く。
これも出汁がとてもおいしい!そして岩のりをたっぷりふりかけてくれる。これがまた海のおでん!っていう感じがしてとっても合う。これだと出汁の塩分少なくしても満足感あり。
最後にしみじ汁。宍道湖といえばしじみ。
おいしかったでーす。お店は翌朝撮影。お客さんひっきりなしにいらしていた。おでんは餅巾着が人気で早々に売り切れていた。また松江に来たら食べに来たいなあ。お店の人たちもみんな感じがよかった。
ホテル周辺にはコンビニが少ない。10分ほど離れたコンビニでヨーグルトと飲み物を買ってホテルへ。空調がうまく調節できなくてつけたり消したり。でも寝るだけだと思えば十分だった。
0コメント