これに入っていた。宿の写真を拝借。町中なので展望はないが、明るくてこのお風呂気に入った。
朝食は夕食と同じ部屋で、かなりの品数。
ヨーグルトドリンクでかんぱーい。
昨日のお肉を焼く陶板同様、網にもクッキングシートみたいなのが敷かれていて、焦げ付かないのでとても助かる。九州らしい筑前煮もうれしい。
温泉湯どうふが特によかった。あったまると湯が白濁する。朝から湯豆腐セットだよ!このえんとつ付のお風呂みたいなやつ、居酒屋でもなかなか出てこないよ~
温野菜はソーセージとともに。イカシュウマイもいた。
朝から茶わん蒸しまで。そして山盛りのご飯を食べてしまう。8時が朝食最初のスタート。遅めにこんなに食べてしまっては昼に差しさわりが…とか言いながら食べてしまう。
宿の駐車場わきに住んでいるヤギさん。
早めにチェックアウト。
吉田焼の窯元の品物が集まっている、肥前吉田焼窯元会館へ。旅館で使った昔ながらの水玉きゅうすの、ピンクバージョンを買った。
空いていたので大き目の箱余ってたらもらえませんか?と聞いてみたら快くいただけた。感謝。これにこのきゅうすやら乾物やらを入れて送るつもり。
武雄温泉へ。立派な楼門。元湯にさらっと入る。なぜなら元湯の女湯でスマホを持ち込み写真を撮っている行儀の悪い二人組がいたので…。確かにそのとき他にお客さんはいなかったけど脱衣所で私と一緒だったのだからこれから入るって分かるであろう。お風呂へは階段を下りていくので脱衣所の窓からじーっと二人を見下ろしてスマホを脱衣所にしまうまで待っていた。
あがってから撮影禁止って書いてあるーと言っていたが…貸切でなければ日本のお風呂は撮影禁止である。ぷんすか。ってか世界の脱衣で入るお風呂で撮影可の国ってあるんですかね。
辰野金吾が作ったという楼門。竜宮城みたいにしたかったようだ。計画図というか設計図が残っていた。またたくさんのお風呂もある。
吉野ヶ里遺跡へ。あっつい!!とにかくあっつい!一応城だから来たけど暑い!!頭に来たのでポケモンGOをやってみる。広いので誰にもぶつからない。空堀にさえ落ちなければ…。
すべてが想像だがこの門の上にある鳥みたいなのなんだろう。魔除け?
教科書でみたような風景が並ぶ。そして暑い。
お墓の遺構は保存されていて、建物の中にある。涼しい。そしてこれが実物の遺構…ゴクリ。
甕は土において最後に蓋をしたのか、なるほど。とても分かりやすい。
外には復原した甕棺が置いてある。
暑さ対策で木にミストが取り付けてある。見かけるともれなく寄ってあびる。
売店で買った赤米アイス、、いまいち。すみません…。
朝ごはんを遅めにいっぱい食べたのでまだお腹がすかない感じ。そして今夜は夕飯が18時と決まっているのであまり遅くにお昼を食べても困る。ということで引き続き観光を。
佐賀城跡。予想外にいいお城だった。
二階建ての門。幕末の再建物が、残ってる。
復原された御殿。入り口にアームストロング砲の模型が。佐賀藩は反射炉も持っていた。なんとなく目立たない感じがしていたが、中の展示を見てそう思っていたことが申し訳なくなるくらいの、雄藩である。
ひろーーーい!!
よく見たら日本最大級の木造建築だそうで。
障子の貼り方も、この手のかかるやり方でやっていた。釘隠しは復原しなかったのか、それとももともとなかったのかは不明。なにげに釘隠しマニアなので見てしまう。
ここは無料で、寄付金を、とのこと。これで無料!と驚く。
展示が分かりやすかったのと直正公の明晰さに感嘆したので500円を投入したところ、すすす…と係の方がやってきて「三重津海軍所の資料をどうぞ」と立派な冊子を下さった。今は公園になっていてほとんどのものが地中に。船のドックがあったくらいの大きな海軍所で発掘調査でいろんなものが出てきたそうだ。発掘したとき遺構保存の話はでなかったのかな。あまり状態がよくなかったのかも。
とにかく今は「見えない世界遺産」となった。佐賀県のムービーが楽しい。
さて一路、福岡県柳川へ。佐賀市、また来るね。反射炉跡とかもあるらしいし、それこそ三重津海軍所跡にも。
さすがにちょっとお腹が空いてきた。やたらと見かけるファミレス、ジョイフルでドリンクバーととんぺいやき。朝食が8時であまりお腹はすかないし、、夕食は18時なのでこのくらいで。
柳川到着。急に道が細くなって車には厳しい町。暑さで斜めになったが、柳川藩主、立花さんのお屋敷。明治のころに新しく建てたお屋敷と松の美しいお庭が見どころ。
ここは御花という旅館もあって、泊まろうかだいぶ迷ったのだが、雲仙から立て続けにいい宿に泊まる後なのでちょびっと気楽なところにしようかなということでかんぽの宿を選択。温泉もあるし。御花に泊まってもかんぽの温泉を紹介してるくらいなので…。
素敵な車寄せは洋館には必須だ。内部もなかなか凝ってて、洋館ではウェディングの準備もしていた。
展示品は立花家に伝わる品々。
和館は残念ながら修復中。でもお庭を見れるようになっている。これが松濤園かあ。きれーい。あつーい。
17時前にかんぽの宿にチェックイン。柳川温泉で汗を流す。昨日の嬉野温泉同様、ぬるっとしたお湯ですぐすべすべになる。大きなガラスごしにお堀が見える。設備は整っているが打たせ湯は止まっていて、なんとなくかんぽ感ただよう。
しかしフロントの女性は気が利いて笑顔でとってもいい。
レストランで夕食。こんな風なお堀を見下ろしながらお食事。
うなぎのセイロ蒸しプラン。白焼きがサラダになって出てきたのがうれしい。煮物はくちぞこ。屑底みたいなとこからくちぞこって訛ったそうである。ヒラメ。
せいろ蒸しの容器、立派。これが蒸し器になっていて、あっちあちのご飯とウナギが入ってる。
ご飯が多くてびっくりした。でもおいしくてあちあちと言いながら食べた。
食後、売店でぷらぷらしながら船の時間を待つ。お堀をめぐる船があるのだが、夜にもやってくれるのだ。柳川に泊まるならそれに乗りたいということで前から予約していた灯り船。
周辺の宿で募って船を出してくれるらしい。かんぽからは今日は我が家だけとのこと。船着き場に行く前に防虫スプレーを貸してくれた。
御花の中を通り抜けるような暗い道を案内してくれる。帰りは車で送りますとのことで。途中ガーデンバーベキューに遭遇。盛大に焼いているが暑そう。
船着き場で点呼を取り、乗り込む。今日はふたつ船が出る。
掘に出ていくと驚くほど静か。船頭さんひとりで一時間ほど船旅。風情があり、蚊にくわれながらも楽しむ。板の上に座っているので途中でお尻が痛くなってくるが、船頭さんが歌を歌ってくれたり柳川出身の有名人の話をしてくれたりするので楽しい。
そしてなんとも風情があって、静かで、とってもいいのであった。
いくつもいくつも橋の下をくぐる。船の幅目いっぱいの細いところも。船をがんがんにぶつけていく。「会社の船なのでぶつけていきます」とのこと。
商売をしなければ自分の船でゆらゆらやってもいいそうだ。魚もけっこういるみたいで船に驚いてあちこちではねていた。
これ、今は味噌蔵だそうである。ここんとこだけ小樽運河みたいでしょ、と船頭さん。
お堀沿いに普通に家が建っている。おうちの裏がお堀。みんな船に気を使ってきれいに手入れをしてくれているそう。感謝。
帰りは船頭さんに車で送ってもらう。らくちん。お世話になりました~とってもいい思い出になった。ちなみに一人1,200円。安いのではないだろうか…。
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