7時15分に予約した家族風呂へ。宿の2階から柳と川が見える。
どんぶらこ~。
朝風呂して戻ると部屋に朝食の支度。8時スタートだが7時45分くらいから始まった。湯豆腐ができちゃったし。
今日は納豆はなし。だし巻卵、ちょい甘めの味付け。
ご飯はおかゆさん。梅干しや塩昆布、しょうゆ餡でぺろり。
9時前の電車に乗りたかったのでさっとチェックアウト。昨日買ったかさばるおせんべいなどを宿の向かいのファミマから発送。
城崎駅のホーム下には各外湯の広告が出されていた。年季はいってるぅ。
大きな地図があったので見ていたら…この地域にたんたん温泉が?!たんたん…いつかまた来ないといけないと決意を新たにする。
来てみたかったのだ、出石。幕末、会津城で籠城した八重さんの最初の旦那さん、川崎尚之助という人の出身地。ちょっと本を読んだことがあるが勉強のために出石から江戸に出て、そこから会津へ行って、会津藩で仕事して、あの籠城になって、どうも最後まで出石へは戻らなかった様子。
皿そば巡りセットの袋があった。これをやるには時間が足りない。これが出石ちりめんというものなんだそうだ。よく見ると一般的なちりめんとすこし織が違うような…。ちりめんのお店があったら見たかったがうまく見つからなかった。
花道を小走り。
なかなかの規模。昭和39年に閉館して、平成20年に大修復して復活したというのだから、地元の執念を感じる。ここで歌舞伎見てみたいなあ。
奈落にも降りられる。ほとんど垂直の階段を恐る恐る下って…奈落の底とはこれかあ!
上を見上げると板の間から舞台の灯りがもれてくる。
なんか炭鉱みたい。
狭いながらもお風呂もあった。
ちょっと主役のマネを。
お囃子の上が太夫座。義太夫がいたところ。上下2階のオーケストラピット。
ふと楽屋を見上げれば、組竹がすごい。
2階席からの眺め。ここから見るのもいいねえ。
お城へ向かいがてら、家老宅と桂小五郎がこのあたりに潜んでいたんだよという石碑を見る。逃げの小五郎…。
出石城へ。門に幕もありなかなかの風格。だいたい5万石くらいだったようだ。
お堀は今は水遊びできるようになっていた。もしかしてこれ出石川なのかな?
そして続100名城選出おめでとう~。
いざ登城。
本丸まであがりちょっと開けたところに出てみると、出石のシンボル、辰鼓楼が見える。
本丸の上に鳥居と階段が続いていたので上がってみる。お稲荷さんがあった。本丸より上に祀っていたのか。
有子山城も続100名城選出おめでとう!!しかし登山になるので今回はここで失礼します。
御社があった。位置がさらに上にあがって、なかなかの眺め。
城下町を歩いてみよう。お蕎麦も食べなくちゃ。
続100名城の発表後なのか、もとから人気なのか、すごい人出!びっくり。
有子のしらべ、明治にお城の門の石垣を利用して建てた。廃城になっちゃったもんね。
そうだ、丹波だ。黒豆だ。どっかで買いたい。
蕎麦屋だらけなのにどんどん行列が店の前に出来ている。バスの時間も決まっているし、本数も少ないし、ぱっと辰鼓楼の前にあったよさげな蕎麦屋に飛び込むと幸いすぐ入れた。
お蕎麦屋さんの窓からとったアングルがなんともよろしかった。
皿そばは一人前が五皿。そこから増やして注文するらしい。注文を聞いていると二人で十五!とか言ってるのでそんな分量なんだろうが、朝も8時だったし、ということでスタンダードに五皿ずつ。それだけでいいですか?と言われたので少なめと言えば少な目かもしれない。
蕎麦の食べ方を教わる。最初の一皿は塩で。つぎはおつゆで。好みで自然薯、さらに鶏卵。うずらじゃなくて鶏卵!ものすっごいマイルドになった。だからしょっぱめのおつゆだったのかな。蕎麦の色も、おつゆもお店によって個性があるらしい。
確かに塩で食べても味の感じられるいいお蕎麦だった。お店に入ってから分かったのだがこんないい場所にあるのに今年3月に出来てばかりの出石で一番新しいお店だった。場所からいって昔から陣取っているのかと思ったら。うまいこと空きがあったのかねえ、前の店主が店を閉めたのかねえなどと想像しながらいただく。
自然薯+たまご、うまい…蕎麦湯をいれてまたさらにマイルドになったところにつゆをちょいちょい足しながら、全部飲み切ってしまった。
ごちそーさま~。
バス停までの間にお店がいっぱい、櫓の形のそば饅頭、そばだんごを買う。出石、もうちょっと見たかった。丸一日いて、泊まるところがあればいいんだけどちょっとなさそう。武家屋敷っぽい宿とかあったらいいんだけど。
お店をゆっくり見るのは次の宿題。にぎわっている城下町で人が集まってくるのが分かった。
だんご三兄弟。これは物産館で買った。そば…の香りはどうかはおいといてあんこがおいしかった。
予定通りのバスにのって豊岡に戻った。さあかばんストリートでかばん買いたい!
噂に聞いていたカバンの自販機、トートバッグが丸められて入ってた。買いたかったにゃんこ柄は売り切れ…ってかほとんどが売り切れ…もうちょっとやる気だしてほしい。残念。
お店や工房もストリートというほど密集しているとはいえない感じ。いいものはあるのだが、さて実際にどう使うか?考えると革よりもナイロンがいい、しかしついていてほしいポケットがない、などで断念。技術はすごいと思うし、オーダーするのも楽しそう。
結局最初に入ったヌーに戻り(ここはいきなりコインケースをプレゼントしてくれてびっくり) イヤホンコードをまとめる小物を買って終了。
これ安くて使いやすかったのでいっぱい買ってきてお土産にした。時期によってはいろんな色があったみたい。
そんなわけで、2時間とっていた豊岡は1時間で撤退。自由席特急券を買っていたので、予定より1本早い電車に乗って福知山へ。
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