モーニングを食べる。朝から鍋セット。
朝から豚肉と野菜の鍋やら、だんさんなんかすき焼きみたいなものを食べてしまう。
最初は静かだった店内もどんどんお客さんが入ってきた。
よし、明るくなった。大分市にあるのは、府内城。
グラウンド脇の細い階段で天守台にのぼる。
これは一番古く見えた櫓。二つ櫓が現存していて、これは人質櫓だったのかな。
屋根付きの橋もいくつかあったそうで、これは復原したみたい。櫓は23あったというから相当な規模。
で、ジョイフルに車を置かせてもらっていたので戻ったんだけど、隣のビルの看板がとても気になる。全国のしいたけ情報がここに集約されるってことなんだろうか。開いてなかったので聞くにも聞けず。とっても気になっている。
ひ孫が来ました、ひいじいちゃん。
地図で全体像を把握。車をとめたままうろうろできそう。
あいにくの曇りだが、波打つような白壁が際立って美しい。大手門のあった古橋口から望む。
登城記念に撮影したけどタンタンにも櫓にもピントが合ってない。寝ぼけている。
このカーブの具合なんて好きだなあ~。
この穴みたいなのを埋めたあとがたくさんあったのだがなんだろう。
櫓は二つだけ残ってるのか。埋め立てて跡形もないけど島だったんか、ここ。
あとで観光案内所で聞いた話ではお城への出入りはほとんど船だったそうだ。
崖を切り開いて通路を作ったらしく、とっても狭い。人がすれ違えるかどうかの幅、帯刀してたお侍さんなんてたいへんだったんじゃないだろか。攻めるのもなえるしんどい坂道。
畳櫓。現存…だったと思う。
復元した門。
護国神社に参拝。ますます風が強くなり、寒い。
空堀跡をみたりして、寒さに耐えかねてお城をおいとまする。
駐車場近くに戻り、観光案内所で地図をもらい散策ルートの説明を受ける。さっきはまだ開いてなかったんだよぅ。古地図を見せてもらうと確かにお城は海の中に浮かんでいた。
お城に近く上級武士が住んでいたであろう街の水路には、鯉が。鯉の寄付は市役所に連絡してくださいというポスターがあった。
旅行の後、母に聞いたら「おばさんが久家のそばに住んでいた」というのでこのあたりに私の縁戚がいたということか。
ここは大蔵が残っていて、その壁にタイルで臼杵のいろいろが描かれているのであった。
思っていたよりこのタイルのあるところの道幅が狭くて全景をなかなかカメラに収められなかった。
その後、フンドーキンの巨大看板を撮影。フンドーキンのなにかを買おう。
臼杵の街でも目立つ三重塔。
車で通った時気になっていた赤猫神社ってところにいってみた。福良天満宮の中にあった。
寅さんのロケ地なのか。確かに見下ろす風景はなんだかのどか。
天満宮なので牛さんがいる。
かわいい肉球飛び石をたどっていくと、あった。まっかな赤猫神社。
赤猫のご利益は何か良い事ある…このぼんやりした感じ、猫っぽくていいなあ。
長らく探していた水琴鈴というきれいな音の鈴を見つけ、ベルを押して神社の方に出てきてもらっていただいた。おみくじは扉の中に赤猫がいるのでお金を入れて好きな顔のものをセルフで取り出す。鍵かかってない。なんとのどかであろうか。臼杵に盗人はいない…。
神社のすぐそばの商店のキャラクターも赤猫。商売繁盛。
神社を降りつつ、古い街並みを歩いてみよう。
こんな感じで案内が出てるのでありがたい。そして出てくる道がまあーステーキー!切通がかっこいいなあ!
おおう、三重塔が見える!そしてよく残してあるなあ。
ひぃこの御屋敷…足腰鍛えられる…。
今は喫茶店になっている、稲葉家。(まだ開店してなかった)
屋敷の立ち並ぶところをお店やレストランとして活用。家老もまさか自分の家がこうなっているとは思うまい。
家老宅にテラス席が。
昔のままの商店がそのままお商売をしているエリアがある。よく見ると戦争中の焼夷弾の跡が生々しく残っている。
しいたけ専門店で干ししいたけを購入。戻したら戻し汁を冷凍しておくといつでも使えて便利ですよと教えてもらう。戻し汁を冷凍するとは思いつかなかった。たしかに冷凍できる…。
スーパーもあるので、そこでフンドーキンのりゅうきゅうのたれを買った。これでどんなお刺身でも漬けにすればおいしくなるはず!
摩崖仏、母が昔行ったときは荒れ放題だったそうだ。首がとれて地面に転がっていたとか。
今は立派な国宝になり、入場料も設定され、ちゃんと仏様の首も戻されていた。
屋根もついて風化が食い止められている。なんと彩色の跡まで分かるではないですか!すごい。
そして振り返るとのどかな山々と畑。
冬の間に紫外線でコケをはがすお手入れをしているので見れない部分もある。しかしとにかくいっぱいあってこんな山のなかの、しかも崖に直接よく彫れたものだと圧倒される。
屋根を作って保護している石仏たち。周辺はこの通り山々の静かなところ。
なんと穏やかないいお顔でしょう…。これも唇に赤いいろがわずかに残っている。色がついていたときはさぞや華やかだったんだろうなあ。
とにかくどれも巨大。
家内安全をお祈り。
大日如来。この如来さまも首が落ちていたくらい荒れ果てていた時期があったそうなのだ。
で、石仏の脇に名物、臼杵煎餅の製造所&売店があり、煮詰めた生姜糖を刷毛で塗っている様子をガラス越しに見ることが出来る。全部手作業ですごいスピードである。味は生姜のきいたほの甘いおせんべい。柴舟ってお菓子があるけど、あれのもうちょいワイルドな感じ。
お土産に買って配ったらほどんどの人が「?」という顔をしたので、臼杵、知名度アップがんばれ。
臼杵に入ったとたんに「ふぐ」の看板が多くなっていたのが気になり調べたら、臼杵のふぐって有名なんですって?!食べねば。しかし昼にふぐコースをやってるお店がなかなかないので(食べ放題とか、普通の和食にちょっとついてくるとか…)看板を見かけたこちらに臼杵大仏から電話。お昼にふぐ食べたいですけど、というと若干慌てた感じ。ふぐ、いつでも食べられるものじゃないのか。さばく人が限られるのか。準備が大変なのにいきなり食べたいとかいっちゃいけなかったのか、といろいろ考えているうちに「大丈夫です」との返事。よ、よかった。
コースなので前菜的なものが出てきて、どれもおいしくて期待が高まる。昼から個室に座っちゃった。ひいじいちゃんの法要ということで。
ふぐ刺し。これがまあなんと豪勢な厚み。薄いのがいいかと思ってたけどやっぱり分厚いのいいな…という結論に。
器ごと蒸されていたふぐシュウマイ。皮のコラーゲンのところがたっぷし!
そしてから揚げ。ふぐのから揚げでこんなにおいしいの初めてだ!だいたいは骨ばっかりって感じなのに、身がしっかりたっぷりついていて絶賛しながら平らげた。鶏のから揚げに続き、大分県の揚げ技術は我が家の中でますます評価高まるのであった。
で、鍋にしますよねえ。これも身がいっぱいあって、もう食べても食べてもふぐ。そこへ鍋一杯にお雑炊してもらって、これもまた苦しいとか言いながら食べて、デザートも食べて…ありがとうございました~臼杵のふぐ、ばんざーい。
苦しくて幸せなお腹をさすりつつ、次は滝ツアー。
沈堕の滝へ。
かの雪舟が絵に描き残したというから名のある滝だったのだろう。一組、ご夫婦が見学に来ていたが他に人はなし。
明治時代に造った発電所跡が残ってて、産業遺跡の風情がなんとも不思議な雰囲気を醸し出している。雄滝と雌滝があるとは。
雄滝のほうは遊歩道があってわりと下まで降りれるようになっているが、お腹がいっぱいだったので今日は取りやめ。雌滝は行ってみたのだが角度的にあまりうまく見れないのであった。看板の絵で想像。
次は東洋のナイヤガラと言われているという、原尻の滝へ。こちらは人もいっぱい。そばに道の駅があるからかな。遊歩道を歩いていくとこれくらいの迫力の滝を見ることができる。そして周辺が田んぼ。田んぼから田んぼへ落ちていく滝。なんだかすごく不思議。
さて今日はもうちょっとがんばらねばならぬ。荒城の月、あの岡城へ行ってみよう。
0コメント